東村山、まんなか暮らし

東京都東村山市で暮らす日々と、街のこと

東村山の観光地!北山公園

所沢市との境にある北山公園は、東村山の数少ない観光地の一つだと思います。

毎年6月には公園内に菖蒲が咲き、たくさんの人が訪れる菖蒲まつりが開催されます。屋台などの出店もあり、お弁当を食べる人や写生する方々など子供から大人まで多くの人でにぎわい、背景に見える八国山の新緑を借景にとてもきれいな情景を楽しむことができます。

最近では園内の紫陽花エリアも広がっており、タイミングが良ければ両方の花を楽しむことができるかもしれません。品種はわかりませんが白いきれいな紫陽花が咲き誇ります。

また、週末には菖蒲がライトアップがされる日もあります。

 

何より素敵なのが無料ということ!

この時期、菖蒲を見られる庭園は各所にありますが、入場料を取られるところも少なくありません。ボランティアの方々のおかげで成り立っているのでしょうか。ありがたいことです。

村山駅からは徒歩で10分か15分かかりますが、6月だとのんびりお散歩がてら歩いてくるのも悪くないと思います。

歩きはしんどいわーという方には150円で利用できるシャトルタクシー(土日のみ)や、駅でレンタサイクルすることも可能です。

 

北山公園菖蒲まつり

 

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しかし、少し残念なことにこの北山公園はこの菖蒲まつりの時期以外はわざわざ足を運ぶ何か・・はありません。ボール遊びなどができる広いスペースはなく、川が流れ水田が点在する広い公園です。この期間が終わると近隣の小学校の田植え体験に一部使われているようす。

あとは近所の方たちの憩いの公園となります。

真夏に訪れるには少々日影が少なく暑いですが、管理棟があり、多少は日陰になる東屋やお手洗いがあるのは助かります。大量のトンボとウシガエルの声、池の鯉や亀を眺めてのんびり子供や犬のお散歩コースとして楽しんでいます。

やはり何よりも背景に広がる八国山緑地が絶景で、どこか遠くの山にハイキングに来たような気持になれるのがかなり贅沢なポイントと言えるかもしれません。

 

ただ、園内に自動販売機がありません。公園から出た通りにはあるのですが園内にあればもっと便利なのに・・・。

 

 

北山公園の一年、楽しみどころ

春・・・桜の花、八国山の新緑

初夏・・・菖蒲、紫陽花

夏・・・トンボ、蝉などの虫取り

秋・・・草木が枯れ、かなり哀愁漂う

冬・・・?要リサーチ

 

 

 

東村山市長のイクメイヤー・ケアメイヤー宣言

東村山の渡部市長が、イクメイヤー・ケアメイヤー宣言をこの4月にしたそうです。簡単に言うと、

 

東村山市長が
育児・介護する人の支援に
全力を尽くす

 

ということらしいです。

東村山市イクメイヤー・ケアメイヤー宣言/東村山市

 

東京都としても待機児童問題解消について言及しているのに、さらにその上でこのような宣言をしたということは子育てをしている立場からすると、期待したくなる事項です。

 

東村山という場所は、たぶん圧倒的におじいさんおばあさんが多い。

子供は少ない。

なので、日本の縮図のようだがやはり高齢者向けのサービスやイベントが多いように感じる。ほかの都市で子供を産んだことはないですが、特別子供を産んだことでウェルカムされている雰囲気もない。

それはほかの都市も同じだと思うので、妊婦や子育て世代が「子供ウェルカム!」な空気をいやでも感じるような街になれば、さらに若い世代の人口も増えて地域の消費も増えて、街が活性化して東村山の未来も明るくなるのではないかと思う。

もちろん高齢者も大事。

だって、もし大切にされていなければいつか自分もそうなる、とその土地を出て行ってしまうからね。

 

そう、「市」からは特別なウェルカムは感じないが、地域のおじいちゃんおばあちゃんからはウェルカムを感じています。

ここからは、しがない一市民の独り言です。(笑)

市からは、妊娠中ちょっとした品をもらい、産後は助産師さんが一度家に訪問してくれて、赤ちゃんの状態を見たりアドバイスをくれます。

That's it.

以上。後は野となれ山となれ。新米ママたちは「保育園に入れるだろうか」という壮大な不安を抱えながら毎日子育てに奮闘します。一人での戦いです。

もちろん、相談できる市の電話サービスなどもありますが、ほとんどの人が一人で子育てという戦場に立っているのではないかと思います。

 

そんな毎日ですが、子供を連れて外を散歩していると、知らないおじいちゃんおばあちゃんが話しかけてくれることが多いです。

「暑いねー」とか「男の子?女の子?」とかたわいもないことですが、月齢が小さい子供を持つ親は、なかなか外出がままならないので人と話すことが少ないんです。

そんなときに、にこにことおじいちゃんおばあちゃん(特におばあちゃん!)がふいに声をかけてくれ手心温まることがあるのが、高齢者が多い東村山の良いところです。

 

イクメイヤー(市長)からの特別な恩恵はまだ感じられませんが、支援される予定の子供や高齢者同士はこんな感じでのんびり行政からの新しい支援を期待しております!

東村山市から妊婦さんへのプレゼント

母子手帳をもらった時や、妊娠中助産師さんから電話をもらったときなど何度か「市役所にある子育て支援センターに一度来てくださいね」と言われていました。

 

ちょっと遠いので面倒くさいなと思いつつ、妊娠中に東村山市役所にある子育て支援センターに行くと、妊娠のお祝いとして「おくるみ・スタイ・ガーゼ」のセットをくれました。市で行われているゆりかごという妊娠・出産を支援する市の活動の一環のようです。

と同時に、窓口では、妊娠や家庭の状況、産後の予定などを聞かれたり、市内の子育てに関するサービスを教えてくれます。

 

 

窓口にて、3種類のデザインの中から選ばせてくれました。

こちらの写真が実物。

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DADWAYという有名な子供用品ブランドのものでした。

おくるみはまだ一枚も持っていなかったので、図らずも良いものを手にいれることができてうれしかったです。ちなみに、デザインは時期によって在庫が違うようで、友人が行ったときは私が見たのとは違う3種類のラインナップだったそうです。

ずっと同じじゃ、市内におそろいのおくるみの子がうじゃうじゃして、東村山印!みたいになっちゃいますもんね(笑)

 

 

ちなみに、市町村ごとに様々な妊娠・出産へのお祝い品があるのではと思い、近隣の市町村を調べてみました。
 

練馬区・・・苗木
小金井市・・・出産一時金に上乗せ3万円
所沢市・・・地場農産物券・急須
国分寺清瀬、小平・・・なし

 

苗木っていうのも記念になりそうで素敵なアイディアですが、なんだかんだ上乗せの3万円が一番うらやましいかな(笑)

 

 

余談ですが、2017年6月15日の市報に市民から市長あての手紙としてこの活動の贈り物についての意見の記載がありました。(うっかり市報を捨ててしまいましたが)内容としては、プレゼントの品物についてどうせ税金を使っているのでミルクやおむつなどの実用品が良いのでは?という提案質問でした。なるほど。

それに対して東村山市長の答えは、「ゆりかごの活動の趣旨の鑑みると、今の品が適当だと考えている」というような内容でした。

 

私個人としては、タクシー券などはどうだろうと提案したい。笑

妊娠中、ほんのちょっとワンメーター歩くのでさえ辛い日もあった。実際数年ぶりにタクシーにお世話になることが多々ありました。タクシー屋さんも潤うのではないでしょうか?

 

東村山駅、高架化工事中

現在、東村山駅ではホームの高架化工事の真最中。

私が引っ越してきたとき(H27)にはすでに仮囲いがされて工事は始まっていたのですが、かなり昔から計画がなされ、ここ数年でやっと着手された工事らしいです。

 

高架化されると、ホームにたどり着くまでの時間が今よりかかるのかな?とか、高架下にかわいいお店が入って便利になるかな?なんて、今から楽しく想像しています。

■完成予想図がこちらのサイトに載っていました。

西武新宿線でも連続立体化が始まった|日経コンストラクション

 

西武線石神井公園駅所沢駅も、数年前に高架化(駅改装)が完了してすごくきれいになって、西武系のエミオという商業施設が入ったり、駅周辺が羨ましい環境に変わったのでこっそり真剣に駅前の活性化に期待しています。

 なんて、つい買い物目線で考えてしまいますが、実際は交差踏み切りや開かずの踏切が解消されて、道路事情を改善することが大きな目的ですね。

 

そして大切なのが、一体いつその工事が完了するのか?ということではないでしょうか。

西武鉄道のウェブサイトを見たのですが竣工予定が書いて無く、探してみたところ、代わりに東村山のまちづくり推進課によるこのような記事を発見しましたのでソースとして貼っておきます。

https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/machi/machidukuri/higashimurayama_inde/news.files/higashimurayama_news24.pdf

 

工事が終わるのは、平成37年(予定)!

上のリンク先の情報によると、平成25年から12年間の工事予定だそう。

ということは、おおよそあと10年後といったところ。もちろん大規模な工事には遅れもあると思いますが、10年たたずともこれから7、8年くらいで徐々に道やお店などの周辺環境が今より整ってくることが予想されます。

 

今の日本のくらしでは、ほとんどの街で「駅」が欠かすことのできないキーですよね。駅周辺が活気づいてるか、オシャレか、人の流れがあるか・・・。この高架化工事でこの先数十年の東村山という土地の価値が決まってくるのではないか?と個人的には思っています。

この高架化工事が、既に住んでいる東村山市民やこれから引っ越してくる人たちにとって、今以上に暮らしやすく便利な毎日を送れる進化になることを期待してやみません♪

 

産休・育休ともらえるお金のこと

唐突ですが、現在妊娠中です。

間もなく産休・育休に入る予定ですが、妊娠が分かったときからずーーっと気になってあれこれ調べたこと、現在進行形でこうでした!というマタニティー関連のお金のことたもらえるものを記録しておきます。

もちろん、お金のプロではありませんので、東村山市に住み、共働きで産休取得予定の妊婦のお金事情と市のサービスはだいたいこんな感じかなと、ゆるーく読んでいただけるとありがたいです。

※万が一、間違いや勘違いがありましたら教えていただけるとうれしいです。

 

妊娠が分かってすぐのころにもらえるもの

お金と言えるものはまだもらえませんが、妊婦健診のときに病院で使える助成券14回分がもらえます(正式名称は妊婦健康診査受診票)。病院の窓口で検診のたびに毎回提出すると、都度会計を割引してくれているようです。

市役所のホームページを見ると具体的な補助金額は、一回目の検診が9,680円、二回目以降が5,160円まで引いてくれるようです。が、病院の明細に「助成券割引-5.160円」などと書いてあるわけではないので、実際よくわかりません(笑)

※使える医療機関に指定があります。

 

また、市役所や東村山駅直結のサンパルネで母子手帳マタニティーマーク子育てに関する冊子・チラシをもらえます。私はサンパルネでもらったのですが、特に妊娠しているかとか通院の証明などなく、窓口で申込書に記入したらもらえました。

母子手帳は、妊婦健診の度に病院に提出し、自分の体重や体調の記録を付けてもらえます。

マタニティーマークは、バックなどにつけるあのキーホルダーですね。

このマークのせいでいじわるされたなどの書き込みをネットで見ることがありますが、東村山駅のある西武線はわりと平和なこともあり、少なくともわたしは今のところ嫌がらせをされたことはありません(笑)

ちなみに、私は一回どこかで落としてしまいました。そんなときは、西武線やJRなら各駅の窓口でもらええるそうです。(助かりました!)

子育てに関する冊子などは、生まれた後に活用するものがほとんどだったので、とりあえずはしまってあります。

 

その他、東村山では妊婦歯科健康診査、妊産婦訪問指導・面談、両親学級・母親学級、などのサービスをしているようですが、わたしは利用していませんので詳しくは明記できません。

歯科検診は職場近くに信頼している歯医者がありましたし、妊婦訪問は仕事をしているので市の職員さんが来てくれるような時間帯は家に居ません。ただ、一度だけ「順調でしょうか?」みたいなお電話をもらいました。ほとんど話していないので内容はうろ覚えです。両親学級なども、通院している病院で行っているものに参加したので、利用しませんでした。

 

産休・育休でもらえるお金のこと

これが一番気になって気になって、死活問題なので調べまくりました。

簡潔に、共働き妊婦(というのか?)の私がもらえるお金はこれです。

出産育児一時金

・出産手当金

育児休業手当

※上記のお金は東村山に住んでいるかどうかは関係ありません。

 

誰がもらえるか?

出産育児一時金→保険証持ってる人ならOK

・出産手当金→自分自身が社会保険に加入していて、産休取得

育児休業手当→自分自身が社会保険に加入している、産休取得

ざっくり言うとこんな感じだと思います。

専業主婦だったら出産育児一時金がもらえ、正社員でも契約でもパートでも、社会保険に加入して1年以上勤務していればその他の2つももらえるはずです。

 

いくらもらえるか?

毎月の自分のお給料の総支給額が20万円という仮定だと…

出産育児一時金→42万円+α

・出産手当金→約43万円

育児休業手当→約26万~19万円(二か月ごと一年間)

※これはまだ支給されていないので、あくまでもわたし調べです。

就労の状況で人により違うことも多く、細かく解説すると長~くなってしまうのですが、正社員で働いていて、出産予定日6週間前から育休に入り、その後復帰予定というかたはおおむねこのような感じのはずです。

+αってなによ?というと、加入している健康保険組合によってプラスアルファがあるようです。わたしの会社が加入している保険組合は、+35.000円もらえるようです。会社の総務の人に聞いたり、組合のホームページを見るとわかると思います。

ちなみに、毎月の自分のお給料の総支給額が30万円という仮定だと…

出産育児一時金→42万円+α

・出産手当金→約65万円

育児休業手当→約40万~30万円(二か月ごと一年間)

このような感じになると思われます。すごーい!(笑)

 

 この毎月の収支に関わるとっても重大な育休手当。このサイトがすごくわかりやすかったです。

【2016年最新版】産前産後休業・育児休業給付金|期間・金額計算ツール

 ちなみに、これらのお金が手元に入ってくるまで意外と時間がかかるらしいので、普段からある程度の貯蓄をしておいた方が良さそうです。

 

 

東村山だからもらえるお金やサービス 

東村山市民ならではの特権として、お祝い金や特別なサービスはあるのでしょうか?

出産に対する自治体からのお祝について、気になってあれこれと検索しました。

しかし、今日現在のリサーチ結果、自治体からの祝い金の類は特になさそうです(泣)。1000円でも5000円でももらえたらうれしいのになぁ、なんて。

こういう情報をわかりやすく教えてくれるサイトがなかったから、自分でこのブログを始めたと言っても過言ではないかもしれません。(ないモノはないのでしょうが・・)

 

しかし、お金はもらえませんが子育て応援ギフトというものを妊婦さんはもらえるそうです。市役所にある子育て支援課に行けばもらえるようなのですが、市役所の開所時間、わたしは仕事なのでまだ行けていません。何がもらえるのでしょうか?

もしいただけたら改めてレポートします!

また、子育て講座や発育測定、絵本の読み聞かせなど無料で利用できるサービスは市内の各施設で開催されています。助産師さんや管理栄養士さんが講師をしているようなので、勉強のため行ってみるのも良いかもしれません。日曜や祝日はお休みの所が多そうなので、わたしが利用できるのは育児休業期間中だけになりそうですが、無事子供が生まれたら利用してみようと思っています。

 

さらに、子育て応援とうきょうパスポート事業というものが2016年10月から始まりました。協賛店で様々なサービスが受けられるというものですが、始まったばかりだからなのか、正直まだ魅力的なサービスが少なかったです。

東村山では、「イトーヨーカドーのネットスーパーの配送料が100円になる」が実生活で利用する可能性がありそうかな。お隣埼玉県の同じような取り組みは羨ましいサービスがいっぱいなので、早く東京でも協賛店が広がってくれるとうれしいです。

 

 

思い出しながらの記録なので、書き忘れていることもあるかもしれませんが、以上がわたし自身が気になって、大事だな~と思いメモしているお金のことになります。お金の話は生臭いかもしれませんが、くらしに欠くことができない大切なツールですので、産休・育休のくらしに向けて、しっかりと準備をしていきたいと思います。

そして、東村山のくらしに「子育て」というキーワードが加わると、きっと見えてくる街の風景や環境の感じ方も変わってくるのだろうと期待と不安が入り混じっているこの頃です。

 

※※これはあくまでも今の私が受けられるお金の補助やサービスについてなので、里帰り出産の助成金や母子・父子家庭への支援などは別途存在します。また、私が知らないだけでここにないサービスがある可能性ももちろんございますのでご了承ください。

東村山、まんなか暮らし

昨年から東京都の東村山市で暮らし始めました。
都会と田舎の真ん中あたりのこの街に暮らしてみつけたこと、感じたこと、何の変哲もない日々も、つれづれ書いていきます。

 

この街で暮らすとどんな日々になるのか。

自分の覚書として、そして東村山で暮らしている人、これから暮らす人、ここに関わる人にも、少しだけ垣間見てもらえるかもしれません。

 

まんなか暮らしというタイトルについては、東村山市が都会と田舎の真ん中あたりの雰囲気と環境を持っていると思うこと。そしてわたしの暮らしが、今の日本社会の中央値、真ん中辺の人ということから名づけました。